名古屋クアトロと睡眠民族

18日は名古屋へ行って演奏をしろ、との勅令を受け早朝に起きて名古屋に潜入。名古屋のクアトロにてROCKする。しかし、先週から犯されている風邪がぶり返し体調は最悪。舞台は精神力で乗り切るが演奏が終わると床に転がって睡眠。帰路の車中でも睡眠。家路につくとまた睡眠。完全に睡眠民族と化す。W-1でホーストがプロレスでサップに勝つ。勝敗はどうでもいいとしてもそのチャレンジ精神は素晴らしい。アーネスト・ビーストの誕生である。また、ブッチャーがサタヤンに勝つ。ブッチャーは67歳だ。それは驚くべき年齢でほとんど嘘のようだ。地獄突き一発で勝てるのであるから、いかにプロレスには必殺技が必要なのかよく分る。要は観客を納得させれば良いのである。逆にいうと納得させれらない技は幾つ持っていても意味がない。ハンセンのラリアート、ホーガンのアックス・ボンバー、ブロディのギロチン・ドロップ、猪木の延髄切り、馬場の16文。それらの技が出た瞬間に「終わった・・・」と思ったものだ。それまでがどんなに劣勢であっても全てをひっくり返すパワーがあるのだ。そして更にはその技が決まった瞬間は一幅の絵のように美しい。

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