ストーンズ公演

本日は半ばあきらめかけていたストーンズ公演に友人たちのお陰で足を運ぶことが出来ました。なんという有難きご処置、感謝の念に耐えません。あぁ、前回、ストーンズを見たのは何年前でございましょう。あの時はドームの後方の後方、ミック、キース共に米粒状態だったのですが今回の横浜アリーナの席は大分近いところで歴戦の勇者たちのご尊顔の皺までもが拝見することが出来る距離、とまでは申しませんが「おぉぉぉ、こんなに近いのぉぉぉぉ、ひぃぃぃぃ、アリーナっていいね、アリーナっていいね。」と連呼する始末。古いBLUESがなり終わると、「Street Fighting Man」が鳴り響き、年を取ることを忘れた4人の怪物たちが登場しました。始まった!ミックの動きは切れているし、キースもとても60近いという動きには見えません。気持ちロニーのギターの音が小さい気がしましたが楽しそうにギターを弾いています。あぁ、そしてチャーリーはとてもワッツで良かったです。わたしはチャーリーのドラムが大好きで机などそこら辺のものを叩くときにいつもチャーリーの真似をしていたものでございます。しかし、相変わらずキースのギタータッチング?の様は美しくとても興奮いたしました。あの独特のリズムのはじき出し方はわたしも幼少の頃より憧れ、練習をしない荒法師と呼ばれるわたしでもあのリズムの出し方だけは一生懸命に学んだものでございます。「Slipping Away」が聞こえたときにわたしの感情は極度に高まり、わたしの頭の中を数々の思い出が駆け巡りました。以前、わたしのテレキャスターはオープンGでいつも5弦しかなかったこと。そしていつもカポをつけて弾いていたこと。大体、あの時に「Jumpin’ Jack Flash」を聞いていなければわたしはバンドさえやっていなかったであろうこと。やがてステージをアリーナの中央辺りに変えると「Mannish Boy」が始まった!あぁ、マディ・ウォーターズも聞きたくなってきた今日この頃でございます。。しかし、この夢のような時間もそろそろ終わりに近づいています。最後は「Jumpin’ Jack Flash」。わたしはその後も興奮冷めやらず、本日は聞くことが出来なかった「Little T & A」を口ずさみながら家路に着いたのでございます。今日は最高に「Happy」な一日でございました。