わたしの高円寺周遊記

277月 - による black999 - 1 - 音てきなこと

今日は夜からnuupy氏の演奏を見に高円寺に行った。昨日の敗戦のショックであろう、電車に乗るのがとても苦痛に感じられたので自転車で行く事にした。googleマップでおおよその道のりを確認する。わたしはその行程を30分と想定した。自転車のライトを点したわたしは夜の環七を滑るように走り去った。30分が経過した。汗がだらだらとこぼれ始めた。目的地はまだ先のようであった。

おぉ、生粋の航海士であるはずのわたしが一つの誤算をしていたのだ。なんということだ!平面の地図ではなく、このリアルワールド、3Dの世界では道に起伏が、専門用語で言うところのアップダウンが存在するのであった。わたしはこの経験を忘れないように道ばたで手帳を広げると「3D=アップダウン、時に風」と書き込んだ。経験値を一つ上げ、更にたくましくなったわたしは意気揚々と高円寺にたどり着いた。しかし、ここで更なる関門が待ち構えていたことを誰が知り得たであろうか。わたしは高円寺の街並をほぼ知らなかったのである。あちこち歩いた挙げ句、ようやく目当ての店を見つけた。結局1時間ほどかかってしまった。しかし、ウダウダしている暇はない。Time is Money.時は金なり、だ。階段をのぼり店のドアを開け、
「しばし、遅れた!あいすません!」
わたしは鬼の形相で勢い良く入り込んだ。nuupy氏は笑顔で答えてくれた。
「今、ちょうど終わったところです」

(舞台は暗転し朗読をする)

、、時間はいつも振り返る間もなく後ろに過ぎ去ってしまう。
、、それでもわたしは無駄と知りつつも振り返り
、、時間と言うわがままな娘にウィンクを送るのである。
、、「さようなら、一瞬だけすれ違った君よ」
、、「さようなら、わたしの素晴らしい青春よ」

“わたしの高円寺周遊記” への1件のフィードバック

  1. 時々ブログを盗み見させてもらってるけど、つくづく帝一郎氏の文才とばかばかしい程おもしろい文章には全く驚かされるよ。何かそういう文才を活かせる仕事というのは無かったのかしら。私が体力で勝負しているように。でも何の因果か、仕事で今一眼レフカメラを使っているよ。被写体はきれいな風景ではなくて、大体犯行現場だの、死体とかだけども。いつかカメラの才能を帝一郎氏はほめてくれたっけね。カメラを極めて、いつか風景カメラマンとして独立しようかなっっと。では仕事、いやいや帝一郎としてがんばってください。

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