日本シリーズ千葉ロッテVSタイガース

2610月 - による black999 - 0 - 2005

10月になったと思ったらいつの間にか26日になっていた。なんでこんなことになったのかというと全て野球が悪いのだ。メジャーリーグに始まり現在行われている日本シリーズにいたるこの熱戦のせいだ。昨日の日本シリーズ千葉ロッテVSタイガースの第三戦はハードディスクビデオ、というハイテク機器を駆使したおかげで選手入場及びに始球式から見ることが出来た。現在録画しているものを録画しながらにして最初から見ることが出来る。しかもCMを飛ばし余計なものは見ずにすむ。これ時間の短縮にもなり なんとも有難し。そのうちピッチャーが球を投げる瞬間まで早送りをするようになり、通常の5分の1の時間で見てしまった。考えてみると野球というスポーツはピッチャーが球を投げた瞬間、及びに打球がどこかへ飛んでいる時間しか選手は動いていないのでそれ以外は監督の顔やらバッターの顔、ピッチャーの顔のアップ、スタンドの応援の様子ばかりがテレビに映っている。実働時間は微々たるモノでしかもピッチャーばかりが運動している妙なスポーツだ。まぁ、実際はボールを待つバッターの表情や仕草などから色々なことを想像するところが面白いのだが。しかし、そうは言ってもタイム・イズ・マネー、わたしも現代人の一人として悠長に構えている暇はない。早送り、早送りの連続であっという間に試合は終盤へと差し掛かる。その時である。早送りボタンが利かなくなった!恐れていた瞬間がついに訪れたのだ。早足で試合を観てきたわたしはいつの間にか1時間45分の時間の壁を飛び越え、ついにはリアルタイムで行われている中継に追いついてしまったのだ。しかし、それでもあきらめずに早送りボタンを押し続けた。その時、奇跡は起きた。リアルタイムで行われている中継さえも早送りで動き始めたのである。
わたしはついに「今」というこの瞬間さえも乗り越えてしまった。おお、なんと不埒な!時間さえも自由に操ってしまうこの現代文明よ!おぉ、わたしは神をも越えるのだ!時間の中を自由に意のままに動き、未来永劫、生きながらえるのだ!その時である。突然、嫌な予感に襲われ鏡の中をのぞき込み息を呑んだ。そこには白髪で皺だらけの老人がいた。

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