Rock’n Roll Babylon

深夜から横浜は関内7th Avenue催されているRock’n Roll Babylonに遊びに行く。今回はWelcome Stones Night である。”ローリン”という言葉を聞いただけで視線がさまよいがちになり意味不明の言葉をブツブツとつぶやき始めてしまうわたしはやはり”ストーン”という言葉を聞いただけ落ち着きをなくし、ブルブルと震え出すことさえあるシーモア殿と潜入する。我々は入場の際に鳥井賀句氏から本日、氏が数曲歌うのだ、というトップ・シークレットを打ち明けられる。秘密を胸に秘めたまま我々はバンドのセッティング中に大音量で流れるストーンズに酔いしれる。ほどなくその時はやってきた。耳慣れたリフをギターのシャケが弾き出した。「Honky Tonk Women」だ!その時、舞台袖より賀句氏が現れ歌い出す。凄いハイ・テンションだ。マイクをブンブンと振り回す。続けざまに「Jumpin’ Jack Flash」へ。そして最後は「悪魔を憐れむ歌」。凄い豪華な選曲である。氏の異常なハイ・テンションはとどまるところを知らず、やがて怪しげな仮面を付けて踊りだした。Rock and Roll Circus のミックを思い出したのはわたし一人ではあるまい。 ”もしかすると氏はブラウン・シュガーを体内に注入したのでは・・・”そんな疑惑が一瞬脳裏をよぎったのだが曲の最後で氏は”War is over,if you want it!”というレノンの名フレーズを連呼し、「戦争反対」のメッセージを訴える。いずれにせよ、ストーンズとレノンという大胆な組み合わせがこの夜、実現したことをここに報告したい。場内大ノリで終了。シャケは格好いいなぁ、とシーモア殿と意見が一致する。次のバンドでは三宅伸治氏がVo&Gで登場。店の外までいって演奏するという離れ業を演じる。ブルース色の強いロケンローを聞かせてくれる。明日?いや今日、我々には武蔵境スタットで演奏をするという使命があるのだが、その模様は明日のこの場で詳細を報告したい。以上、Rock’n Roll Babylonからの中継を終わります。スタジオ、どーぞ。