渋谷の屋根裏でダーク・ザ・ジャイアント

今日は渋谷の屋根裏でダーク・ザ・ジャイアントがナニをするというので彼らの破廉恥行為を見に行く。しかし、渋谷といえば「青い部屋」ばかりなのであっちの方へはあまり行かない。迷いに迷った末、やはりBunkamuraにたどり着いてしまう。人もいっぱいいるしナニが何だか分からなくなってきたので今日はもう絵を見て帰ってしまおう!という気持ちが一瞬首をもたげる。間違った振りをして「下北沢」に行くのもありだ、あっちなら余裕で知っている、とさえ思った。しかし、目の前にコンビニがあったので時間に追われながらも「悪魔の計算機」と呼ばれるわたしの頭脳は「ぴあ」で探せばいいじゃん!という模範解答をはじき出すことに成功する。「ぴあ」をおっぴろげるとこのザンギリ頭の超男性、爽やかな春風が良く似合う未だ独身は「屋根裏」を見つけ「ほう、ほほう、ここか!」と驚嘆の声を上げる。別に初めて行くわけではないのでさっぱり分からないわけではないのだが、あの辺りは何度行っても分からない。中華街と一緒だ。店の前に着くと「そうだよ、ここだよ。ここ。」どうして迷うのか不思議だ。そういえば昔、上野の辺りをブラブラ歩いていて道に迷ってしまい、その時もナニが何だか分からなくなって通りすがりの人に「ここはドコデスカ?」と聞いたことがある。今思うと、紙一重の質問だ。何某かの中毒患者が病院を抜け出してきたのか?と疑われても不思議ではない。しかし、町の名前を教えてもらってもそこが何処だか分からずに途方にくれてしまい、涙目になりながら何時間も歩き回った記憶がある。その時のことを思い起こせば本日の対処がいかに懸命な処置であり、私自身を喜ばせたことか、お分かり頂けるだろう。店の入り口でどういう訳か昨日も横浜アリーナで一緒だったボロキチのボーカルのサニーボーヤと出くわす。二人で仲良く、ダーク・ザ・ジャイアントのデスマッチを観戦する。本日は数発のボムを投下された格好となった。ポップで激しい演奏を堪能すると極度の飢えを感じ始め、飯を喰らう。その後、その席で「愛だけでいい会」第一回ミーティングを行う。珈琲を3杯も飲んだ。家に帰ってからも珈琲。今も珈琲。寝る直前まで珈琲。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。