ナニもかもみんなマッサンのせい

ここ1年ほど酒を少し飲んだだけで頭痛が3日、場合によっては5日ほど続く事があり困っている。ナニ事もないこともあるのだが、3回に1回はそういう事態になり非常に難儀している。どうも血管が拡張してそのような事態が起きているようだが、そういう時には頭痛薬を投与し白目を剥きながら天井をニラミつけ、ついでなので新しい覚醒を期待しながら曲をこねくり回している、が結構な痛みで中々辛いので、本当はもう飲まない方が良いのかもしれない。

とこでろ、ところで、我が家には山崎や響、竹鶴の未開封(とはいってもノンエイジのものだが)が、かろうじて1本ずつ残っている。当時は1本が5,000円ほどであったがその頃、酒屋に行くと品切れの店が多くなってきたので、ナニやら不吉な匂いを感じて、たまたま見つけた際に、今だ!と思い、念のためにまとめて5本くらいずつ購入していたのである。それらは少しづつ悪魔の取り分として蒸発していき、今はそれらが1本づつ残っている訳だ。

つらつらと思うに10年ほど前はコンビニで竹鶴の12年ものが(当時はノンエイジはなかった)、3,000円で買えた。白州も同様に買えた。今は2倍から3倍の値段がする。もっとするかもしれない。8年くらい前から竹鶴のその価格帯のものは原酒不足のため12年の記載がなくなり、ノンエイジに切り替わった。これは12年経っていないモノも竹鶴にブレンドされるようになったということである。原酒不足、それから世界的なジャパニーズウイスキーの人気のお陰なのだろうが、そんな値段ものを常飲する訳にもいかず、さすがに買わなくなった。それで2千円ちょっとで度数50を超える、フロム・ザ・バレルなどを飲んでいたが、それも最近は見かけなくなり、どうやら値上がりしているようだがどうなのだろう。いつか原酒の生産が増え、元の値段で流通するようになったら残りのものを飲もうと思っていたが、最近のこの頭痛のためにもしかしたらこれらの封は永遠に開かないのかもしれない。少し悔しい気もするが、これも一つの運命であろうと、、、いや、しばし、待たれよ。

うむ、今はしばし、待とう。