不二屋書店

自由が丘駅前の「不二屋書店」が2/20でその102年の長い歴史を終えるという事を今朝知った。以前はここでよく文庫本を買っていたが、最近はチラッとのぞくこともなかったので、何となく申し訳なく思い寄ってみた。一番欲しい本は見当たらなかったが、「...

UFOを呼ぶときは

今週の土曜日にUFOを呼ぶ会で実演奏があるため、新宿に練習に行く。ご機嫌でプレイに興ずるが、途中でキーボードが損傷し演奏が出来なくなる。電池切れかと思ったが、そうではないようだ。どうもこの小さくてセクシャルなキーボードは電源が入らなくなる事...

むかしのパラモ

「むかしの味/池波正太郎」、「ペドロ・パラモ/ファン・ルルホ」の2冊をポケットに突っ込むとおれは曲がった鉄砲玉のように外へ飛び出した。2冊持っていくのは目的地が横浜で少々、旅行めいた匂いがするからである。長距離である故、一冊だと途中で飽きた...

日本人の「あの世」観/梅原猛

「日本人の「あの世」観/梅原猛」を読む。死者の世界は現実の世界とはすべてがあべこべなのだそうだ。お通夜も夜に送り出し、 向こうの世界で朝に着くようにとのことらしい。その他、仏教、神道にも触れらていて面白い。「ほぅ」「なるほど」を連発する。 ...
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おれは無造作に

おれは無造作にランボーの「地獄の季節」をつかむとそのままポケットにねじこんだ。 それから上から下まで黒い服に身を包むと鏡の前に立ちつくし、しばし自らの姿に見とれた。 黒光りするコートはまるで翼のように、そして飛び跳ねた髪はツノのように見えた...

立腹帖/内田百間

晴れ。寒し。雑務多し。先日インストールしたLinuxのOSであるVineに飽きたのでFedora Core 3を インストールする。メモリが足りずに失敗。号泣する。MAC OSX、UNIXベースだとは聞いていたが、 あらかじめWEBサーバー...
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馬上少年過ぐ

下北に行き日本茶をつまさきで、いや違った。「つきまさ」でお茶を飲む。 足の親指と人差し指の間に流れ込む熱湯が実に心地よく、「あぁ、こんなことって???」と新しい快感がわたしの中に生まれ、また違った。 猫舌のわたしには適温の緑茶は飲みやすく、...
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謎・性の古代史─好色な神代の人々─ /榊猪之介

「謎・性の古代史─好色な神代の人々─ /榊猪之介」を読みながらマスタリングをこなす。 誰とは言わないが、一人の厄介者が大切な忘れ物をしたためにレコーディングが終了しない。 現場では罵詈雑言の雨あられ、放っておくと各自が武力で解決しかねない雰...

JOJOの奇妙な冒険

本日は文化の日らしい。ナニゆえこのような日が制定されたのかは不明だが、祝日なので良しとする。 日中、船に乗り海賊の唄を口ずさんだり、関帝廟を見ながら三国志に思いを馳せたりした後、 深夜から 「JOJOの奇妙な冒険」を読み出す。 つい3巻を読...

猫楠/水木しげる

またもや台風が来た。今回の被害は相当に大きかったようだ。 それにしても台風の動き方はどうにも不可思議だ。 天気図を見ていると沖縄辺りから急角度で右の方へ旋回し、日本列島を目指してまっしぐらだった。 気圧のせいであるとか、秋雨前線が、などとい...