本日はマーブルシープがNHKのFMラジオの公開録音をする、ということでボブ殿(ステージでギターと性行為を行う奇人にして貴人)とスタジオ505へ潜入。散々迷った挙句、裏門から浸入。裏門と聞くと興奮するのは一体どうしてだろう?などと考える暇もなく、我々は声をひそめながら階段を忍び足で昇る。ちょっと遅れて指定された場所に到着すると演奏している音が聞こえる。出た!マーブルシープだ。我々は正体がバレヌようにこっそりと前のほうへ移動する。広いステージでは松谷殿がこれでもか!とジミヘンばりに壮絶なギタープレイを敢行している。ツインドラムの威力も恐るべし。最後には何だか可愛いマービイちゃん(?)という羊の着ぐるみが登場し、愛嬌を振りまいているようだった。が、我々の心の内にはその壮絶なステージプレイと可愛いマービイちゃんとの間にはあまりに落差があり過ぎ、なおかつ、着ぐるみの正体も薄々感じているだけに謎や疑惑が思いっきり広がった。こ、これは一体・・・?これこそサイケデリック・ロックの新しい展開かも知れない。などと考えつつ小雨降る中、NHKを後にする。
最近、また忍者に夢中だ。子供の頃は忍者になろうと考えたこともあった。表と裏の顔を持つ姿に憧れたのであろうか。壁歩きや水歩きは勿論、手裏剣、忍者文字の練習もした。そんな事、出来るか!などと決して考えずに今でもその練習をしたい欲望がわたしの中にはある。わたしのお気に入りは風魔の小太郎。これは完全に白土三平の影響で決して正体を明かさず、無茶苦茶に強いイメージがあるからだろう。といっても全て漫画からのイメージであるところが恐ろしい。大人になるにつれて忍者の世界はとても厳しいものだと知った。