脳ミソの四次元ポケット

日中、非常に暖かし。しかし、家にて復帰したibookの環境を整えたりその類のナニをしたりする。 夕方から風神が暴れだす。昨日の「狂気」について考えていたら、脳ミソの四次元ポケットから 依然読んだ本の断片がボロボロとこぼれ落ちてきた。いやぁ、粘ってみるものだ。 わたしの執念深さは蛇並だ。実際、蛇は執念深く生命力が半端ではない。わたしがまだ 「蛇狩り」と称する子供遊びに夢中になっていた時に変人のO氏と森の散歩に出かけた。 途中、青大将を発見し、即座に頭をつぶして殺した。 1時間ほど近くの沼で遊び、その帰り道で殺したはずの蛇の死骸がない!ことに気付いた。我々は早速、辺りを捜索した。 血の跡を辿ると、近くの小川まで続いていてどうやら死んだと思った蛇は復活し、川に逃げ込んだ模様であった。 これにはさすがのO氏も驚き、「うーむ、首をちぎっておけば良かった」と言っていた。 蛇にとってはいい迷惑だ。しかし、子供とは残酷なのである。まさに「恐るべき子供たち」であった。 しかし、わたしはあの蛇が家まで追いかけてきて復讐をするのではないか?と恐れた。おりしも梅図かずお の恐怖漫画を読んでいた頃だったので恐ろしさは倍増された記憶がある。それはソレとしてコレはこれとして、 小林秀雄→鴨長明→「源平盛衰記」と記憶は記憶を呼び覚まし、こういう興味深い話を引っ張り出すことに成功する。 恐らくはナニかがちょっと狂っただけなのだ。

「安元の大火は、叡山に祀る輿の管理に不行き届きがあった咎で東国 に流されることになった成田兵衛という役人が、その送別の宴で、ある友人が彼の前に出て、 送る肴がないのでこれをと、もとどりを切って兵衛の前に差 し出した。これを見ていた別の者が、それは面白いと、自分は耳を切って差し出した。 またある者は、拙者にはこれ以上大事な財は無いと、自らの腹を切った。これを見て兵衛は、自分も、 もう京都に還ることも有るまいから、ここで肴を供しておくと云って腹を切った。 これを見た家主が、このような事になっては祟りは免れまいと、自らの家に火を放った。 その火が折からの強風に煽られ、都一円を焼亡する大火になった」