ディランの映像を観ました。「Subterranean Homesick Blues」の映像がとてもクールで気に入りました。 1975年のThe Rolling Thunder Revue時の白塗りしたディランが唄う「Romance In Durango」も大好きな曲だけに えらい興奮しました。ディランはライブによってメロディやらアレンジやら大分変わってしまうのですが、 そういうのはライブにおける最大の魅力だと思います。時々、レコードなのかライブなのか判断がつきかねるような ライブ盤を耳にすることがありますが、ああいうのはナニが面白いのかさっぱり分かりません。 録音技術が向上してしまった結果なのか、演奏する側の心持ちのせいなのか、それを包み込む空気のせいなのか、 あるいは年々深刻化する温暖化のせいなのか、世界規模のテロのせいなのか、わたしの到達した梵我一如のせいなのか、 一体どういうことになっているのでしょう。そういえば、夕方に古本屋を2件パトロールし、それからCD屋探索をしている時 の事なのですが、 下の方の棚を除こうとしたらイキナリ、目の前に細長くて妙なものが力なくぶら下がりました。 0.182秒ほど「?!」状態になった後で、 わたしはソレをもぎ取るとポケットの中に突っ込み何事もなかったように探索を続けました。 ソレはパソコンのLANケーブルでした。どうやらわたしはソレをジャンパーの首に巻きつけたまま、闊歩していたらしいのです。 もしもこれが意識的に行なわれていたのならわたしはそのまま、パトロールを続けたでしょう。わたしは自らの意識のまずさを恥じました。 その後、わたしがサンダル履きでプラプラしていると大佐に「きみの靴下は左右の色が違うようだが?」と言われました。 わたしはチラッと自らの両足を一瞥した後、「いいえ、同じですよ」と言いました。「いや、良くご覧。色もそうだが模様も違う」 わたしはもう自らの両足を見る必要性は感じませんでした。「いいえ、同じですよ」「そんな馬鹿な!だって、ほら、ほらぁ!」 と言ってわたしの靴下を引っ張りました。「履いている本人が同じだと言っているのです。ナニも問題はありません」と冷静に言いました。 大佐は一瞬目を見開くと「そうか。済まなかった」と言い、何処かに消え去りました。 本日、わたしの意志力は1勝1敗と言う結果でしたが、どうなのでしょう。 わたしは微かに「もしかするとわたしは天然のナニなのかもしれない」という危惧を抱かざる得ませんでした。
The Rolling Thunder Revue
music
