ベストオブ・エディ・コクラン

CD屋を探索していると「ベストオブ・エディ・コクラン」を発見する。 「カモン・エブリバディ」と「サマータイムブルース」くらいしか知らなかったので買ってみる。 家に帰るなり、J三郎が何やら妖しげな問題集を広げて数字をこねくり回している。 「これが分からないのですが。どうにかなりますか?」と質問をしてくる。 2の2乗とか2の5乗とかを10進数やら2進数やら16進数で表記すると言う非常に理不尽な問題が 載っている。面積を求めるのは好きだが数字が並んでいるのはあまり見たくない。 例えば2進数での1101は10進数では13となる訳だがそんなものが、 日常生活に何か関係があるのだろうか?いや、全くあるまい。マヤ文明の20進法の方がよっぽど面白そうである。 まさに0と1、デジタル世代のやりたい放題である。 しかも2乗の前に-(マイナス)などが表記されていて、もはや人智でどうにか出来るレベルではない。 そこでわたしはソレも買ってきたばかりの「真田剣流/白土三平」を広げると半蔵、風魔、猿飛、真田幸村という 楽しい文字に心を躍らせた。それでも「うーん、しかし、これがこうなって、1繰り上がるから3+1は4・・5?」 と畜生道に落ちる一歩手前の哀れなJ三郎に心を痛め、「よし、ウチに任せとき!どうにかしちゃるワイ」と言ったのが 運のツキ。1時間ほど格闘するはめとなる。涙と汚辱と陵辱にまみれながらも何とか解き終え、大兄としての威厳を 保つ。しかし、代償は大きく、10年ぶりくらいに数字を操ったために5年ほど寿命を縮めた上に 脳みその細胞が30%ほど死滅した気がするのでもう何も考えないようにし、 そのまま眠り死ぬ。