MAGIC ROCK OUTでイギーとプライマル

本日は夜からジプシー舞踏と民族楽器の練習のために屏風ヶ浦まで足を伸ばす。 朝方に寝て夕方の起きたのだが、ほとんど朦朧とし前後不覚のまま千鳥足で楽器をかついでいた。 何とか電車まではいつくばって到達すると身体ごと転がり、今朝までウロウロしていた幕張の夢を見る。 土曜は・・あぁ、そうだ。日中は所用のため朝から起きて活動し、そのまま幕張へ向かった。 「MAGIC ROCK OUT」は沢山の出演者がいたが、今回のわたしのターゲットは Iggy & The Stoogesだけだったのでそこに全力を注ぐべく作戦を練っていた。 会場に着き、非常口の確認や飲料水、食物の補給路の確保を終えるとテーブルに着いている妖しげな集団を見つける。 一見して妖しいのであまり見ないようにしていたが、よく見てみると知っている顔があったので 挨拶に出向きそのまま、集団に吸収される。この妖しげな集団は外見とは裏腹に以外に居心地がいいので不思議だ。 人を外見で判断してはいけません。しばらく新しい呪術方法やエロス談義をしていると 「さぁ、次はIggyだ!」と誰かが言った。突然、全員が我先にと立ち上がり、一目散にステージを目指して走り出した。 人ごみの中に突っ込んで行き、Iggyを待ちわびる。 ナンだか祈るような気持ちになってきて、 始まる直前になると「No Fun」と「I Wanna Be Your Dog」が聞ければそれで御の字だ、と思ってしまう。 Stoogesが音を出し始めると一斉に客が飛び跳ねだし、その波にもまれながら生死の境でIggyの声を聴く。 低い声には興奮でブルブルし、叫びだした声にも妄想でブルブルしてしまい、ベースの人も 頭をブルブル振っていて皆でブルブルしてしまい、あっという間に時間は過ぎる。 アンコールでもう一度、「I Wanna Be Your Dog」をやっていた。あと10回くらいやってもらってもこちらとしては 何の差支えもなかったのだが。汗だくになり体力を大幅に消耗する。次のPrimal Screalは後ろのほうで チラチラと覗き見をしながら、知っている曲が始まると踊りだす、という方式に変えた。 あと2バンドあったのだが、もうナニをする体力もないので死人になり、うつろな目で朝が来るのを待った。 そう、わたしは待っていた。それから・・・。

 今、わたしは部屋の中でぼんやりとしている。「After Hours/Rickie Lee Jones」が流れてきた。 次はまた別の曲が流れるのだろう。それが何の曲かは今は考えなくてもいいことだ。