シーモア殿来宅

 夜からシーモア殿来宅。遅くまでデザインについての喧々諤々の議論。 罵詈雑言、汚辱、侮辱、屈辱に満ちた言葉を吐き合い、徐々に精神的にも病んできた我々は ギターを持ち出してレノンを歌いだす。いきなりハッピーになる。 高まった興奮からレノンのDVDを見る。ご機嫌なレノンを見る。 更にハッピーになる。やがてJ三郎も帰宅し、みんなでハッピーになりハッピーダンスを踊る。 シーモア殿いずこにか去る。J三郎と戦国話。重い甲冑をまとい戦っていた武将たちの筋肉について 思いを巡らす。 更なる深夜、暗くした部屋で一人で本をめくっていると「崇徳上皇」についての記述を発見。 この日本国の大魔王、悪の棟梁と言われている名前を久々に見て震える。 崇徳上皇 の命日に、後の明治天皇がお参りをして怨霊を鎮めてから明治と年号を改めたのは有名な話。 崇徳上皇が崩御してから700年が経過している。 その怨霊パワーの凄さがうかがえる。平将門と並ぶかそれ以上だろう。 わたしは悲しくなってきた。 何の因果で寝る前にこのような恐ろしい事を考えねばならんのか。 やり切れなくなったわたしは本を閉じ、椅子の下に押しやると目を閉じた。 ”愛について考えなければならん。柔らかい愛について・・・” しかし、それを邪魔するかのように新聞屋のバイクが走り回る。 外は白くなっていた。