ポップなSM

日中は秘密画像の処理に従事し、巧妙な隠ぺい工作を行う。 時々、楽器演奏に興じたりしながら夜になると「青い部屋」に行く。着くとLOADEDの演奏が終わってしまっている。 「おー、なんたる失態!今日は口から聖水を撒き散らしたのだろうか?」そんな事に気を取られていると ちょうど、SMショーが始まる。あまりにも時間ぴったり過ぎて、まるでコレを見たいがために来たみたいではないか。 本当はこういうのにはあまり興味はない。いや、むしろ全然興味はない。 ところが、いや、こういうこともあるのですな。驚きました。 ”偶然なことに”わたしは眼鏡をかけていてナニもかも良く見える状態であったのです。 ”ほう、ほうほう!”と色々と場所を変え、様々な角度から現代風俗事情についての考察及びに比較、検討を行う。 今回は血が滴り落ちたり、苦痛が飛び散ったりもせずに、鞭とローソクを主体に ”ポップなSM”(鳥井賀句氏談:音楽評論家、中国算命占星学師範)が展開された。続けてD.S.M 、森の月、チコ・ヒゲ&THE UNITを見る。 途中、戸川さんからの差し入れでピラフ、焼きそばを喰らう。 飢えた野獣の前に差し出されたソレはあっという間になくなる。 催しが終わり、外に出るともう明るい。夏が近いことを感じさせる。 神経が覚醒しているので、家に帰ってもスポーツ新聞に目を通すと1時間ほどで外に飛び出し、喫茶店を 転々としながら散歩、思索に耽る。そのまま昼頃にケースケ殿の住む、「和泉多摩川」に舞い降り、 ケースケ宅を探す。いきなり訪れて驚かしたかったのだが、道に迷ってしまいアッチヘコッチヘ 30分以上歩き回った挙句に 「助けてください」と電話をする。どうにかこうにか、先日購入した殿への誕生日プレゼントを渡すことに成功する。 ロンドンに留学していて一時帰国中のシホ嬢にも会い、 わたしの誕生日のプレゼントということでケースに入った葉巻をもらう。 ダンディズムの極みである。このまま多摩川で「海老焼きバーベキュー」が催されるのだが、 もはや、体力の95%を使用してしまったわたしは参加を断念し、残りの5%を消費するために 最後の行脚に出る。夕方帰宅し真っ白な灰になる。起きると外は暗かった。