いずれ我が身も/色川武大

実は先日の日記で漏れていた事実があった。あの手品はモノを消すだけではなく 「いち、にぃ、のさん!」で再びモノを出現させるのである。その様と言ったら、 ステッキが傘に変わるくらいの驚きなのです。


 本日は渋谷のネストにNEWONを見に行く。偶然、駅前でケースケ殿に会う。 ヒップホップな喫茶室で冷たいものを飲み、今度やる演奏について話すつもりが 結局、全然違う話をする。演奏前のNEWONのメンバーにこれまた偶然会い、 突然行ったのに前売りで入れてくれた。 「優しいね、優しい人だね。優しいっていい事だね」とケースケ殿とうなづく。 2番目に出たNEWONは曲も演奏も素晴らしく2人で「凄いね、凄いね!、凄いっていいことだね」 とうなづく。3番目のバンドが始まると出てしまう。 お腹が空いたのでラーメンを食らい、またもや喫茶に行く。 今度こそ曲の相談をしようと思うが、なんだかパラシュートがどうしたとか、 全裸がどうしたとか、血液型診断だとか、エロとかグロとかという話に終始する。 なんだか途中で「馬鹿ヤロー!ちゃんと曲をおぼえなくちゃ、駄目だろうがぁ! それでも音楽家か!死ね!死んでしまえ!」 と2人で胸ぐらを掴み合ったような気もするが、その後でまた、花火がどうしたとか、 別荘がどうしたとか、のぞきたいか?のぞかれたいか?だとか、船が欲しいだとか、怖い話が好きだとか、 眠り過ぎだとか、もう少し寝ろ!だとかエロとかグロとかという話に終始する。

0時近くに本屋に行き、題名にひかれ「いずれ我が身も/色川武大」を購入。 電車の中で読み倒す。 わたしは「麻雀放浪記」は読んだ事はなく麻雀自体も良く知らない。が、 雀聖が書くエッセイは独特の人生観が書かれていていつも面白い。