風邪という名の悪魔

風邪という名の悪魔に犯される。ここ数日、喉が痛い。熱、吐き気、めまい、幻覚、妄想にうなされ、 新潟方面の地震を震えながらテレビで見る。 震度6というのは体感したことはないがその数値だけで恐ろしいもののような気がする。 電気、ガス、水道が止まった中で過ごす夜はたまらないはずだ。 このところの日本各地で起きる災害を考えると、急に不安になり、 部屋の中にオゾン層を破壊したり、地球を痛めつけているものがいないか調査をする。 朦朧とした意識の中でハッとして時計を見るといい時間なので 「風邪という邪悪な波動に満ち満ちた病魔に取り付かれたために・・・いや、勿論、 わたし自身が地獄をねぐらとし悪魔を友とする人間な訳ですから、病魔といっても 微々たるものですがね、、、ふふっ、おっと失礼・・・まぁ、という訳で少し遅れます」という電話を入れた後で 午後からレコーディングのため、調布方面へ。 ようやくたどり着くと元気いっぱいの中村氏、ボブ氏、シーモア氏は 卑猥な笑みを満面に浮かべながら嬉しそうに作業に従事している。 そういう輩の中でわたしも徐々に猥褻な輝きを取り戻す。 「もっとセクシーに!もっと大胆に!」を連発する。 暴れているうちに大分回復する。深夜帰宅。 父上が来ている。
横浜のすき焼き発祥の店でそれを食してきた。
味噌仕立てだった。
肉がぶつ切りだった。
しかし柔らかく非常に美味であった。
という報告を受ける。
こういうものは聞いたところでどうなるものでもない。