青い部屋に音楽を聴きに行く。かみきりむしは途中から見たのだが、オサリバンを髣髴とさせた。 好きなタイプの声なので聞きいってしまう。決して声量がある訳ではないのだが。 唄は本当に不思議だ。一体上手いとは言うのはどういうことだろう?自分自身にしか出来ない表現。。。 これは唄だけに限らないことだが。戸川昌子さんが出てきてシャンソンを2曲かます。「セ・シ・ボン」 わたしの好きな曲。感動で涙ぐむ。その後、お店お勧めのタイカレーを食す。わたしにはちょっぴり辛い。 しかし、美味い。味は本当に不思議だ。一体美味いとはどういう・・・もう、いいか。 珈琲を頼んだのだが、ヒリヒリする舌に熱いのを流し込んでしまい、またもや、涙ぐむ。 涙ぐんでいるとお目当てのLOUさんがキーボードを弾き始めた。オルガンの音が心地いい。 3人編成だったのだが後ろでキーボードを弾いているLOU嬢が一番目立つ。 いつの間にか背後から現れた魔王とゲンズブールの話で盛り上がる。 夜の闇が次第に増していくと、(そのせいだろうか・・・そうだ、全てそのせいなのだ。全ては闇の・・・) 段々と興奮してきた我々は少女を誘拐し、とても言葉では表せないようなことをしてしまおう! という算段を始める。「30じゃ駄目だな」「えぇ、そうですとも二十歳!いや、16ですよ」 「うむ、そうかね」「そうです、昔から16歳が相場と決まっています」 「あまり、知り過ぎない、そういうのがいいな」「えぇ、勿論ですとも。知らないのに限ると相場は決まっています」 「たまらんね」「たまりませんね」「やるかね」「やりましょう」 「うはは、おぬしも相当の・・・」「いや、いや魔王様こそ」「うはは」「うははは・ははは」 「ウゥワハッハハハ!」もはや片付けが始まり、ガランとした店内に我々の笑い声だけがいつまでも響いていた。
青い部屋
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