晴れ。目を覚ました時すでに昼近かった。枕元にプレゼントはない。ファンタジーなどない。 わたしは少しため息をつく。それからおもむろに起き上がると珈琲とカルピスを交互に飲む。 カフェインと乳酸菌を交互に取り込み、身体に刺激を与える。 その後、少しソファに寝そべったり、曇ったガラスに”LOVE”と書いてすぐに消したり、 アンニュイな気分に浸ったりしながら暗くなるのを待つ。暗くなるとBlue Velvet Night、クリスマススペシャルの準備をする。 1時間ほどメークに費やし、髪型を整えテーブルの上はそのままに。 途中、青山方面のイベントの様子をうかがったりしながら、0:00には青い部屋へ。 ちょうどSMショーが始まるところであった。LOADEDの皆様と襟をただし、椅子に正座し鑑賞する。 部屋の中は急に人で賑わってきたようだ。LOADEDは魔王が古代アステカ文明を彷彿とさせるような 極彩色お面で登場する。儀式のための生け贄を探しているのかのように、場内を圧倒し叫びまくる。 演奏が終わるとLOADEDの面々は赤いワインを飲み始めた。魔王に「飲むかい?フフフ」と誘われたが、 わたしは「もしかして、それは生け贄の血・・・いや、出番が次ですので」と丁重にお断りした。 演奏前に控え室にいると見知らぬ女性に熱烈なキスをされる。「うむ、いい感触だわい」と思っていたら 我らの後のLOI&The Max’sの女装をしていたLOI様と判明。 「新しい世界への扉・・・」わたしは呟く。いや、これは実にリアリティーだ。 体力、知力、時の運、ともに限界の状態に近づきつつはあったが、もう年末最終イベントであったために 次なる戦場を求め、再び青山方面のイベントの様子、 更には平将門の首塚の様子、果ては地球の内部のマグマファクトリーの様子を調べるために 青い部屋を後にする。明け方、飢えと寒さで表参道付近で昏睡状態になり、バッタリと倒れる。 トナカイに乗って去っていくサンタクロースの夢を見た。
サンタクロースの夢
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