トンカツ無限回廊

前回から少し間を空け、再びトンカツキテレツ探検隊の面々はその筋のモノたちがしのぎを削るトンカツ修羅道、いわゆる一つの馬車道へと足を踏み入れた。馬車道、、、桜木町や野毛、赤レンガ倉庫、その先にはみなとみらい、反対側には横浜スタジアム、先には中華街、更に進めば元町、前進すれば伊勢佐木町、このようにこの辺りの主だった場所へすぐに向かう事が出来る実にニュートラルな位置にある。しかも「馬車」という言葉が古い横浜や優雅なイメージを連想させ実に心地良い。そのためだろうか?桜木町で、あるいは関内で待ち合わそうか、などと口に出すよりもついつい、バシャミチで、と我々はに口に出してしまう、などと考えていると集合の時間になり、隣にはいつの間にかU氏が居て、「うん、ジョンの魂、アルティメットコレクション、いいですね、欲しいですね」と言っている。辺りは夕闇に包まれ始めたので今回のターゲットであるトンカツ「檍(あおき)」へと向かう。前回の「丸和」のすぐそばだ。「たのもおぉー!」勢い良く入店する。着席すると我々が入店してちょうど満席になったようだった。外を見るとすでに並ぶ列が出来ている。

肉体的な制限もある我々は今回もヒレカツ定食を注文。ここは自販機で食券を購入するシステムだ。待っている間はいつものように、ストーンズとビートルズの話をする。「Real Love」の話になり「ウフフ、キャッキャッ」と盛り上がる。やがてブツが運ばれてくる。頂く。今回も美味い。ヒレカツなので脂の部位はないがしっとりとしている。ソースで食べても間違いなく美味いのだが、またもや目の前には塩が。しかも三種類の塩がある。名前は失念したがどれも美味しい。塩だけなめても美味しい。味噌汁の豚汁も美味しい。我々はあっという間に食べ終えた。これだ!トンカツでいいんだ!喝だ!トンカツだ!トンカツ万歳だ!!我々は興奮の絶頂に達した。しばし忘我の後、一息つくと「さあ、海でも眺めながら珈琲でも飲もうや」どちらからともなくそう言うと「ご馳走さま」と言い残し店を出た。少し歩く。不意に「勝烈庵 総本店」という看板に出くわす。覚悟はしていたが、ジャングルでジャガーあるいはアナコンダに出くわしたような心境だ。嗚呼、さすがトンカツ修羅道、馬車道。トンカツ無限回廊、馬車道。この総本店との命を賭けた激闘も近いだろう。