スパイスは魔法の調べ

一時期、カレーを作るのにハマってスパイスを買いに新大久保にあるそういう関係のお店や上野にあるアメ横の怪しげなビルの地下に出掛けていた。近所のスーパーでも色々なスパイスを買う事が出来るが、新大久保やアメ横で買うと同じ値段でその3倍から5倍くらいの量を買う事が出来る。そのうち半端な知識が増えてきてシードじゃなくちゃ駄目なんだ、いや、ホールがいいんだ、パウダー状が欲しいんだ、いっそカレーリーフは自ら育てねばならん、などと口走りながら何度も通ってしまう。それにそういう関係のお店には普段ではあまり見かけない食材も多く、それを見るのも面白い。しかし、実際のところスパイスはそんなに沢山の量を使う訳ではないので中々減らない。それでもそのような店に出掛けてはまだ持っていないスパイスを買い、試しに一度使ってはそのまま放置してしまう、という益荒男ぶりを発揮した。しかし、これはある意味仕方がない。我々は未知の扉をノックするために生きている、知覚の扉を開けるために生きている。世界中の財宝を独り占めしたいのだ!そして新しい疑問が一つ提出された。そんなところまで出掛けなくても近所のスーパーでまず小さいモノを買ってみて試してみれば良いのではなかろうか?はい。その通りです。今はもうそういうことにしています。