今週の土曜日にUFOを呼ぶ会で実演奏があるため、新宿に練習に行く。ご機嫌でプレイに興ずるが、途中でキーボードが損傷し演奏が出来なくなる。電池切れかと思ったが、そうではないようだ。どうもこの小さくてセクシャルなキーボードは電源が入らなくなる事例が多数報告されている罪なヤツだった事が判明する。YAMAHAさん、困りますよ、こんな事では、と問い詰めたい気持ちになるが、修理するとしても本番が近いのでそんな時間もなく、スタジオの残り時間はただ膝を抱えて、昨夜見た楽しかった夢の続きを思い出そうとしながら、何度もLOVEという文字を床に書いていた。
帰宅後、キーボードに対して思い付くあらゆる手段を試したがどれも失敗に終わった。BluetoothとiPadを使ってアレする技も第三の目とチャクラを使ってナニする技も試したが如何ともしがたい。しかし、よくよく考えてみるとおれがキーボードを弾こうがギターを弾こうが弾くまいが、踊ろうが奇声をあげようが駄々をこねようが別に大した違いはあるまい、この地球にとって、ああ、そうだ、この大宇宙にとってその違いにいかほどの事があろうか。特に大した違いもあるまい、との結論に達する。
-わたくしのこんなさびしい考は
みんなよるのためにでるのだ
夜があけて海岸へかかるなら
そして波がきらきら光るなら
なにもかもみんないいかもしれない-
なので本番でUFOを呼ぶときは楽器は持たず、全裸で、いや、手ぶらでみんなの輪に参加してみるしかないとの結論に達する。そこでもうこれについて考えるのは止め、先日購入した「無限の網/草間彌生」を読むことにする。ジョージア・オキーフとの出会い、ヒッピー旋風真っ只中でのいわゆるクサマハプニング、面白すぎる。やがて死の兄弟である眠りに至る。

