動物占いは狼、妖怪占いはドラキュラ

占いは普通、神秘的なものと思われがちであるが実は学術的なものである。 神秘的であるから嘘っぱちで、学術的であるから正しい、かと言うとそれはまた全然、別な話であるが。 更には、「嘘」、あるいは「正しい」の定義を始めるともう哲学の世界に突入しなければいけないので それ以上は考えないことにする。 わたしは学生時代に占いに凝り、その手の本を読みまくった。 手相占い、占星術、夢占い、数秘術、四柱推命、太陰暦占いと節操なく手にしたが、 最も心惹かれたのは占星術であった。流れ星を見て「ほう、ヤツも死んだか。巨星堕つ・・・」 とやりたかったからである。しかし、本気でやるとなると惑星の軌道を計算したり膨大な量の天文学の知識 が必要で簡単にやれる代物ではないことが判明し断念した。 そんなこんなで基本的に占いは好きなので、青い部屋で行われた「占いの館」に行く。 店に着くといきなり大きな狼がオルガンを弾きながら唄っていた。ジョン(犬)だった。 ギリギリな歌詞とメロディーは面白すぎて死ぬかと思った。しかし、わたしは可愛い声のこの狼に 2回ほど占ってもらっている。何か複雑な気分だ。 次にコードネーム、K・G・Y(ケガラワシく、グロテスクな、ヤクザもの)という危険な名前のフォークトリオを見る。 基本的にはカバー中心であったがわたしはボリス・ヴィアンの「拝啓 大統領殿」が非常に心に残った。 少しだけ涙がこぼれたがサングラスをかけていたために大事には至らなかった。 アコギ2本とエレキ1本(場合によりハーモニカ)の音は非常に美しくいつまでも聞いていても飽きない音だ。 演奏が終わるとわたしも占ってもらう。超極秘事項に属する上に内容が多岐に渡るので詳細を書くことは出来ないが、 簡単に言うと「とても良い」ということだ。 占いで良い話を聞くと非常に気分がいい。悪く言われたことには気を付ければいいだけだ。 最近はネット上でも占いが出来る。

わたしは動物占いは狼、妖怪占いはドラキュラ、前世占いは姫、山手線占いは五反田であった。