日記を読み返すとオリンピック期間であるなしに関わらず、わたしはよく泣いているようだ。 しかし、泣くからといって別に心が純粋でも繊細でも傷付きやすい訳でもない。 ましてや優しいということは全くあり得ず、どちらかというと、いや、完全に上記の理由とは逆の 性格を有しているのである。 わたしが泣く理由はわたしの体内に生まれつき蓄積されている涙の量があまりにも多過ぎる、ということなので 精神的な理由よりはむしろ物理的な理由に属する。だからわたしは一月に一度は号泣する。 こういう自然のサイクルは大事にしなければならない。 今年の夏は梅雨前から雨が少なかったのでやがて大雨が来るだろう。もしも降らなければ 何処かで何かが狂っているのだ。
そういうことを考えながら辺りが暗くなるとエジソン主催の演奏会を見に渋谷へ。 HEYのボーカルの高橋殿がいたので妖怪カードをもらう。 「前にもあげましたよ」と言われる。確かに、前にももらった。「なくした」って言ったけど本当は隠してあるんだ。 秘密の場所にね。欲しいものは何枚だって欲しいのです。 演奏しているDSMの面々の表情が非常にセクシー。音だけ聞くならレコードでも構わない訳でこういう要素は とても大事だ。ステージの上でやってナンボですわな。 その後、高橋殿とヒソヒソ声で密談。今日は早めに帰宅して瞑想をせねばならんために脱出ルートヲ確保スル。 出口でDSMの面々に捕獲される。囲まれたので、 ”いいモン見せてもらったのだ。少しくらい仕方ない”、と痛い思いを覚悟するが、 全然そんなことはなく、一緒に写真を撮るという光栄に恵まれる。 ルーシー姫、J隊長、NERO様に囲まれダンディズムの極みのようなポーズを取る。 現像が楽しみだ。帰宅する。”もう、嫌になりました。しばらく帰りません。”という J三郎の置き手紙を発見する。


