謎・性の古代史─好色な神代の人々─ /榊猪之介

 「謎・性の古代史─好色な神代の人々─ /榊猪之介」を読みながらマスタリングをこなす。 誰とは言わないが、一人の厄介者が大切な忘れ物をしたためにレコーディングが終了しない。 現場では罵詈雑言の雨あられ、放っておくと各自が武力で解決しかねない雰囲気に溢れかえった。 気持ちは分かる。本来ならこれで終わりであった作業がまだ続くのだから。 そこで厄介者は性の古代神について語り始めた。やがて場は穏やかな笑顔で包まれ、その後で 涙をこぼしながら抱き合った。 「うん、うん、いいよね。エロスっていいよね」そうだ。実にその通りだ。
憎しみからはナニも生まれない。愛することの方がずっと大切なことだ。本当に大切なのモノは何なのか、 我々人類はもう一度よく考えなければならない。そうだ。まずは大統領閣下に言わねばならん。 世界最強の軍事力を誇る超大国の閣下に申し上げねばならん。それからそれに追随するわが国の首相にも 言わねばならん。自衛隊は全て新潟に向かわせなさい。もっとエロスを嗜みなさい。 明け方に寝る。昼過ぎ、何処からか 「あ~~~~!」というターザンの雄たけび風の叫び声が聞こえてくるような気がする。 久しく聞かなかった響きだ。現在の人間が失ってしまった野性の咆哮。 「そんな馬鹿な・・・」冷静に考えれば考えるほど夢だったような気がする。 もしも夢でなかったら?是非、もう一度聞いてみたい。