帰宅するとJ三郎が「あぁ、ピッタリですね!さぁ、インド戦が始まります!」と準備万端の布陣を敷いて待ち構えていた。 前半途中まで見るが格下のインド相手に少しもいいサッカーが出来ていない。 「もう、いいや。今日は勘弁してくれ。眠いのだ」というとわたしは奥の部屋へと行き、横になってしまった。 実際、ココ一週間、毎日2時間から3時間しか寝ていなかったのだ。 するとJ三郎、激して曰く 「お兄様!見損ないました。上手くいかないからこそ、駄目だからこそ、 応援するのが我々のつとめではないですか! 今まで、なんだったのですか!今までの我々の活動を侮辱するつもりですか! 負け戦こそが武士の見せ場よ、と言っていたのは誰ですか!」 横になりながらソレを聞いていたわたしの胸に一瞬にして火がついた。
わたしは立ち上がり上半身裸になると 「馬鹿モン!おれを誰だと思っているのだ!インド、さぁ、来い!何をしておる、 グズグスするな!冷房を切らんかい!青龍刀を持てい!」 と一喝した。「あぁ、わたしも燃えてきました!さぁ、我々の戦場を力の限り駆け巡りましょうぞ!」 というとJ三郎も裸になった。 我々が応援しだしたら後半に入り3点を取り、結果4-0で日本が勝った。 我々は涙ながらに熱い抱擁をした。
「さぁ、では続けさまにロックンロールしましょう!」「よし、ロックンロール、さぁ、来い!」 ギターを持ち、ブンブン振り回す。 「さぁ、お次はバスケットゲームを!」「よし、バスケ、さぁ、来い!どこからでも来い!」 饗宴は例の如く深夜へとおよんだ。 なぁ、J三郎、もう夏は終わったのかなぁ。

